2022年6月17日金曜日

FACT18: The Author Meets Critics

筑波民俗学人類学コロキアム 第18回公開合評会(FACT18: The Author Meets Critics)

日時:2022年6月18日(土)13:00~16:00

会場:zoomによるオンライン開催(URL等は開催前日にお知らせします)

参加登録:https://forms.gle/jb6hoQvaMqJeovs27

問い合わせ:samoto.hidenori.ga@u.tsukuba.ac.jp(佐本)


『音楽の未明からの思考—ミュージッキングを超えて』野澤豊一・川瀬慈編著(アルテスパブリッシング・2021年)

■編著者解題:野澤豊一(富山大学)

■著者解題:増野亜子(東京藝術大学)、浮ケ谷幸代(相模女子大学名誉教授)、武田俊輔(法政大学)、矢野原佑史(京都大学)

■コメンテーター:相田豊(東京大学)、岡崎彰(東京外国語大学フェロー)

■概要:(序論より抜粋)

「私たちが目指すのは、世界の様々な場所で営まれるミュージッキングを人と人、人とモノ、人と観念の「出会い」の場として把握し、そこからある種の普遍性や比較参照点を取り出し、音楽という概念を解体し、音楽の未明とでも呼びうる地平から思考を試みることである。それは、人びとの営みから「音楽」や「ダンス」をあえて抽出することなく、ミュージッキングの全体性をありのままに捉えることを意味する」

「ミュージッキング研究は、人文・社会科学を刷新することができるだろう。さらに言えば、ミュージッキング研究は、学問のなかに音楽研究を正しく位置づけるだけでなく、学問を「音楽的に」あるいは「パフォーマティブに」拡張させる契機とすらなりうる」




FACT17: The Author Meets the Critics

筑波民俗学人類学コロキアム 第17回公開合評会(FACT17: The Author Meets the Critics) 

日時:2017年11月12日(日)14:00~16:00 
会場:筑波大学 総合研究棟A107 (バス停「筑波大学中央)下車すぐ) 

『現代フランスを生きるジプシー:旅に住まうマヌーシュと共同性の人類学』(世界思想社、2017年) 
■ 著者解題:左地亮子(国立民族学博物館) 
■ コメンテーター:里見龍樹(早稲田大学) 
■ 概要:なぜ彼らは旅人であり続けるのか?都市周辺の空き地に、移動式住居(キャラバン)をとめて暮らすフランスのマヌーシュ。<住まう>という社会的かつ身体的な実践を通して、社会変化と他者の只中で共同性を紡ぐ人々の姿を描きだす(出版社HPより)。