2024年11月7日木曜日

FACT20: The Author Meets Critics

筑波民俗学人類学コロキアム 第20回公開合評会(FACT20: The Author Meets Critics)

日時:2024年11月30日(土)14時~16時

会場:zoomによるオンライン開催

 * ミーティングURLは参加登録時に通知し前日にリマインドします。

参加登録:https://forms.gle/e4JuuiXNSVB3zAW77

 * 前日までに参加登録をお願いします。

問い合わせ:samoto.hidenori.ga@u.tsukuba.ac.jp (佐本)


増木優衣著

『ヴァールミーキはどこへ行けばよいのか

:現代インドの清掃人カースト差別と公衆衛生の民族誌』 春風社(2023年)

 http://www.shumpu.com/portfolio/931/


■著者解題

増木優衣(筑波大学/日本学術振興会・特別研究員PD)

■講評

阿部麻美(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科・特任研究員)

吉田加奈子(東京大学大学院総合文化研究科・博士課程/(公財)東京都人権啓発センター・専門員)

中村友香(筑波大学・助教)

■概要

インド社会の排泄物処理を含むサニテーションをその末端で担ってきた、「清掃人カースト」ヴァールミーキの人びと。ガーンディーの思想を受け継ぐNGOをはじめ、人道的使命に突き動かされた様々な人びとの闘いにより、排泄物処理人たちは、不潔で不 浄な労働や差別から「解放」されていったとされている。しかしながら実際に、彼らはいかなる労働を行い、そこにどのような意味づけを主体的になしてきたのだろうか。そして彼らの社会的な位置づけはいかに変化し、彼らはどこへ向かっているのだろうか。(出版社HPより)

■タイムテーブル(予定)

14時00分~14時20分 著者解題 

14時20分~14時35分 講評① 阿部麻美

14時35分~14時50分 講評② 吉田加奈子

14時50分~15時05分 講評③ 中村友香

休憩 

15時15分~15時30分 著者による応答

15時30分~16時00分 全体質疑 


2023年6月24日土曜日

FACT19: The Author Meets Critics

 筑波民俗学人類学コロキアム 第19回公開合評会(FACT19: The Author Meets Critics)

日時:2023年7月9日(日)14時~16時

会場:筑波大学 東京キャンパス文教校舎 1階 116講義室

 *zoomによるハイブリッド開催(オンライン用URLは参加登録時に通知します)

参加登録:https://forms.gle/2YP3nCgxf4wqeWaq8

 *対面・オンライン参加いずれの場合も前日までに参加登録をお願いします

問い合わせ:samoto.hidenori.ga@u.tsukuba.ac.jp (佐本)


中村友香著

 『病いの会話:ネパールで糖尿病を共に生きる』京都大学学術出版会(2022年)


■著者解題:中村友香(筑波大学)

■講評:吉元菜々子(東京大学/JSPS)、浮ケ谷幸代(相模女子大学名誉教授)  

■概要:(出版社HPより)

「なんて無知で無教育な人々か」――阿鼻叫喚の病院の待合室,「完全にすれ違った」医師と患者/家族のやりとり,処方も指導も守らない人々が繰り広げる病いをめぐる「脈絡のない」会話――本書に描かれる事例を,ネパールの身体/社会文化に関する予備知識なく読んだ途端,あなたはそう思うだろう。しかしそれは違う。人々にとって痛く辛い経験は,科学の知識体系や検査数値とはまた別にある。理解し難いその態度は,身体の経験を,〈不器用な〉配慮の中で,皆とひたすら共有しようとする生活実践なのだ。生物医療が急速かつ無秩序に導入された国で,人々が,「共に生き共に死んできた」間身体的な生き方に,COVID-19下の私たちが何を学べるか。医療人類学の挑戦。


2022年6月17日金曜日

FACT18: The Author Meets Critics

筑波民俗学人類学コロキアム 第18回公開合評会(FACT18: The Author Meets Critics)

日時:2022年6月18日(土)13:00~16:00

会場:zoomによるオンライン開催(URL等は開催前日にお知らせします)

参加登録:https://forms.gle/jb6hoQvaMqJeovs27

問い合わせ:samoto.hidenori.ga@u.tsukuba.ac.jp(佐本)


『音楽の未明からの思考—ミュージッキングを超えて』野澤豊一・川瀬慈編著(アルテスパブリッシング・2021年)

■編著者解題:野澤豊一(富山大学)

■著者解題:増野亜子(東京藝術大学)、浮ケ谷幸代(相模女子大学名誉教授)、武田俊輔(法政大学)、矢野原佑史(京都大学)

■コメンテーター:相田豊(東京大学)、岡崎彰(東京外国語大学フェロー)

■概要:(序論より抜粋)

「私たちが目指すのは、世界の様々な場所で営まれるミュージッキングを人と人、人とモノ、人と観念の「出会い」の場として把握し、そこからある種の普遍性や比較参照点を取り出し、音楽という概念を解体し、音楽の未明とでも呼びうる地平から思考を試みることである。それは、人びとの営みから「音楽」や「ダンス」をあえて抽出することなく、ミュージッキングの全体性をありのままに捉えることを意味する」

「ミュージッキング研究は、人文・社会科学を刷新することができるだろう。さらに言えば、ミュージッキング研究は、学問のなかに音楽研究を正しく位置づけるだけでなく、学問を「音楽的に」あるいは「パフォーマティブに」拡張させる契機とすらなりうる」




FACT17: The Author Meets the Critics

筑波民俗学人類学コロキアム 第17回公開合評会(FACT17: The Author Meets the Critics) 

日時:2017年11月12日(日)14:00~16:00 
会場:筑波大学 総合研究棟A107 (バス停「筑波大学中央)下車すぐ) 

『現代フランスを生きるジプシー:旅に住まうマヌーシュと共同性の人類学』(世界思想社、2017年) 
■ 著者解題:左地亮子(国立民族学博物館) 
■ コメンテーター:里見龍樹(早稲田大学) 
■ 概要:なぜ彼らは旅人であり続けるのか?都市周辺の空き地に、移動式住居(キャラバン)をとめて暮らすフランスのマヌーシュ。<住まう>という社会的かつ身体的な実践を通して、社会変化と他者の只中で共同性を紡ぐ人々の姿を描きだす(出版社HPより)。

2017年3月30日木曜日

FACT 16: The author meets the critics

筑波人類学研究会第20回定例会+筑波民俗学人類学コロキアム第16回公開合評会FACT16: The Author Meets the Critics)


日時:4月16日(日)13時~17時
会場:筑波大学東京キャンパス文京校舎431号室(茗荷谷駅から徒歩約3分)access map

第一部:筑波人類学研究会第20回定例会

13:00-15:00
太田多聞(筑波大学大学院)
「市場における「連帯」―エクアドル・リオバンバ市における有機農産物取引の事例から」
コメンテーター:古川勇気(東京大学大学院)

第二部:筑波民俗学人類学コロキアム第16回公開合評会

15:00-17:00
大石高典(東京外国語大学)
『民族境界の歴史生態学-カメルーンに生きる農耕民と狩猟採集民』
ミニ・アフリカ,カメルーンの熱帯雨林は,市場経済化,開発と自然保護,先住民運動などの急速な変化に揺れている.変わりゆく暮らしのなかで,農耕民と狩猟採集民の境界はいかに維持されているのか.伝統と変容が交錯するなかでの民族間の境界の駆け引きを,歴史的な視点から描き出し,自然/生業/社会の相互作用に迫る.(出版社ウェブサイトより)

コメンテーター:二文字屋脩(京都文教大学)、近藤祉秋(北海道大学)
                 「民族境界の歴史生態学」の画像検索結果


17時半~ 懇親会


2016年7月3日日曜日

FACT15: The Author Meets the Critics

FACT15:The Author Meets the Critics
+筑波人類学研究会第19回定例会


日時:2016年7月30日(土)13時~17時
会場:筑波大学総合研究棟A111つくばエクスプレスつくば駅からバスで15分)

13時~15時 筑波人類学研究会第19回定例会
  • 発表者:柴田香奈子(筑波大学大学院博士課程)
  • タイトル: 「ドイツ修道院における修道院手話「手まね」について」  
  • コメンテーター:金子亜美(東京大学大学院博士課程)
 
15時~17時 FACT15: The Author Meets The Critics
神原ゆうこ著 『デモクラシーという作法――
スロヴァキア村落における体制転換後の民族誌』(九州大学出版会、2015年)
  • 著者解題:神原ゆうこ (北九州市立大学) 
  • コメント:森下嘉之(茨城大学)
  • 同: 加藤敦典(JICA・東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)

   

 
  
 
  
   

2015年11月10日火曜日

FACT 14 The Author Meets the Critics

比嘉 理麻(著)『沖縄の人とブタ:産業社会における人と動物の民族誌』(京都大学学術出版会、2015年)


【筑波人類学研究会第18回定例会/FACT14】

<日時>

2015年11月28日(土曜日) 
筑波大学共同利用棟A101 Map バス停「大学公園」下車すぐ 

<筑波人類学研究会・第18回定例会> 

14:00~ 研究発表  
発表者: 柳下壱靖(一橋大学大学院博士課程)
発表題目: TBA
コメンテーター: TBA

<FACT14: The Author Meets The Critics>     

16:00~ 合評会  
著者解題:
  比嘉理麻 (沖縄国際大学)
コメント:
  加賀谷真梨(国立民族学博物館)
  大石高典(総合地球環境学研究所)

18:30~ 懇親会・研究情報交換会 (~21:00(予定))