2014年6月18日水曜日

FACT 09 Anthropology Talks



Fukushima Future: 
Nukes, Renewables, and Temporal Momentums in Coastal Japan
 
Satsuki Takahashi 
 Assistant professor, George Mason University (webpage)


  • Time: 10:30-12:30, July 3 (Thu.) 
  • Place: Room B113, Institutes of Humanities and Social Sciences (Jinbun-shakai Bld.) (map), University of Tsukuba (access)


今回は平日の午前中という悪条件にもかかわらず、筑波大学の教員・院生・学類生をはじめ、田大学所属の院生・研究者も含め20人ほどが集まりました。
発表者の高橋さんは震災前のご自身の研究(漁業の近代化と環境保護に関わる動き)からはじめ(福島第一原発とパイプでつながった種苗研究所の写真が印象的でした)、そこに現れる、蜃気楼を追いかけるような、果てしないプロセスとして近代化を捉え、それを震災津波後の風力発電プロジェクトにあらわれた未来(とりわけ近い未来(near future)≒明日)の描かれ方とがどのように関わり合っているか、ということについて発表しました。
会場からは、近代と近代化の違い、日本における「近代」という語の「空っぽさ」、プロジェクトとプロジェクションの関係、などについて質問やコメントが出ました。
 

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